田吾作


恵比寿駅徒歩1分、大衆酒場の「田吾作」さん。田吾作といえばホイス、お客の殆どがホイスを目当てに来店し、ホイスの製造元・後藤商店の社長さんも常連らしいとの記事を目にし、一度伺いたいと思っており、念願のお邪魔となりました。場所は恵比寿駅のすぐそば、角地にそびえ立つビルの地下1階から2階までの3フロアを使って営業している大きな大衆酒場です。若干造られた感のある外観は場所を考えれば仕方の無いことですが、暖簾と提灯の雰囲気は中々良い味を醸し出しています。木製の引き戸を引いて店内へ、1階がまだ半分位の入りということもあり、当然空いているカウンター席へお邪魔です。右手に厨房、それを囲むように15席程のL字型カウンター、左手はグループに優しい数卓のテーブル席となっています。店内の雰囲気は田舎の大衆酒場然とした木を多用し落ち着いた雰囲気で外観同様良い感じです。"カウンターに着くやいなや「ホイスをお願いします。」 少しホイスについて調べてみました。 製造は東京白金にある後藤商店さん、昭和25年頃より作り始めたそう、当時庶民にとって、ビールやウイスキーは高嶺の花で、焼酎が主の時代。しかしながら、当時の焼酎の品質は良くなく匂いも強烈。そこで先代は、もっと美味しく飲める飲料を研究して「ホイス」を完成させたそうです。その何とも親しみ易い名前は、ウイスキーをもじってホイスキー→ホイスと名付けられたとのこと、、その呑み方はホイスと焼酎と炭酸を割って飲むという、まさにチューハイの元祖とも言えるお酒なのです。" それで店内に "チューハイの元祖 ホイス " とのポスターが貼られている意味がようやく分かりました。運ばれてきたホイスのグラスにはそのロゴが書かれています。下町ハイボールにも似た琥珀色に白く描かれたホイスのロゴがベストマッチ、この雰囲気良いですねぇ、こんなちょっとしたところが人を惹きつける要素でもあるんですよね。「シロ、レバ、カシラを塩でお願いします。」次もあるのでアテは軽く留めておきます。旨みは十分に感じられるやきとんですが、如何せん大きさがとても可愛い感じ、少し物足りなさを感じます。やはり大人の大衆酒場と言った所でしょうか。またお邪魔して地下と2階の雰囲気も味わってみたいですね。ご馳走さまでした。

田吾作

食べログ田吾作


つまみで選ぶ、今夜のうまい店 (SAN-EI MOOK)

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