丸好酒場










京成線八広駅徒歩5分程、老舗酒場の「丸好酒場」さん。京成線界隈は住まいとの関係で中々お邪魔しづらい地域、本日は以前から伺いたかった酒場の一つ「丸好酒場」さんに念願叶ってのお邪魔となりました。八広駅から歩くこと5分程、幹線道路の交差点角にポツンと佇むその姿から放たれる昭和の薫りが堪りません。引戸を引いて店内へ、厨房を囲む14、5席程のカウンター席のみ、とてもこじんまりとしていて良い雰囲気です。厨房には女将さんと娘さんでしょうか、女性お二人で切盛りされているよう、先客は若い男性の一人客と中学生の女の子を囲んだ三人家族の計四名、中学生を連れて来る事には驚きましたが、ご飯物のメニューが置いてある事が分かって南千住の「丸千葉」さんの様と納得した次第です。まずは丸好ハイボール(300円)をお願いしメニューと睨めっこ、こちらは牛のレバ刺しを始めて提供したと言われているお店、まずはそのレバ刺し(350円)をお願いしました。料理は女将さんが担当のよう、冷蔵庫から大きなレバーの塊を取り出して、まな板の上にドーンと置いて、包丁で切り分け、皿に盛り付け秘伝のタレとネギを散らして「はい、おまちどうさま!」目の前で切切り分けられたレバ刺しはトロッとしいて、甘みと旨味タップリで堪りませんね。メニューにしめ鯖を発見、「しめ鯖(350円)をお願いします。」と言ったとたん女将さんと娘さんが同時に「浅いよ!」と(笑)女将さんが続けて「浅いけどオススメ、とても美味しいよ!」とこちらも半身を目の前のまな板の上で切り分け提供されました。「浅いから、醤油を付けずにワサビだけで食べた方が美味しいよ!」と、言う通りにわさびを載せて頂くとこれまたとても良い感じです。ハイボールにハツ焼き(450円)を追加、レバ刺し同様、冷蔵庫からハツの塊を取り出してまな板の上で切り分け、塩を振り掛け、網の上でサッと焼いてあの秘伝のタレを少し振り掛けて「おまちどうさま!」、このハツが堪らない美味しさ、今まで頂いたハツの中で間違いなくNO1です。「うちは屠殺業者から直接仕入れて、全部お客さんの目の前で料理するから、嘘偽りは一つも無いし、自信の有る物しか出さないよ!」と女将さん、まだまだ頂きたいメニューが満載ですが、お腹はパンパンこの辺で失礼しますが必ず再訪させて頂きます。帰りに日本一小さい男性トイレと言うふれ込みのトイレもしっかりと経験させて頂きました。ご馳走さまでした。