いまあさ

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新橋駅徒歩3,4分、老舗すき焼店「今朝」さん経営の昭和喫茶「喫茶 いまあさ」。呑ん兵衛サラリーマンの聖地と言われている新橋は、奥には官庁街を控え、大手中小企業がとても多い街、それ故に昔ながらの昭和喫茶も少なくなったとはいえ、まだまだ散見されるのが昭和好きの私にとっては嬉しいところ、「喫茶 いまあさ」さんもそんな昭和喫茶の一つです。こちらの存在を知ってからはかなりの時間が経つものの、営業時間が9時〜17時、土日祝日が休みとまるで事務職のOLの様な営業形態では中々お邪魔する機会に恵まれ無いのが悲しいところ、今回念願叶ってのお邪魔となりました。こちらの母体は創業1880年(明治13年) の老舗高級すき焼店「今朝」さん、ビールの大瓶が何と924円もする私には無縁の高級店(笑)そのような老舗が喫茶店を経営するとは何とも不思議です。駅からすぐの第一京浜沿いに建つ「今朝ビル」。名前からして「今朝」さん所有の自社ビルと思われますが、その地下1階に静かにひっそりと明かりを灯す「喫茶 いまあさ」さんは、1階入口に目立た無い看板が掛かるのみ、一般の方は先ず入ろうとは思わないでしょう。更にはビルの入口がごくごく普通のオフィスビルのよう、奥には警備員の方の姿も見えます。私も若干の不安を抱えながら奥へと足を運べば、地下へと降りる階段脇に「喫茶 いまあさ」との大きな看板、この看板の独特のデザインが昭和風情を醸し出して何とも魅力的です。階段を降りてグルっと回ればその突き当たりに「いまあさ」と書かれた透明なガラス扉、飴色したまん丸の取手が愛らしくて良い感じです。肝心の店内は昭和そのもの、所々シミの出ているヤレた壁紙、ピンクの公衆電話、プラスチッキーなイスとテーブルは良く言えばミッドセンチュリー(笑)地下故に狭いのかと思いきやテーブル15卓程の結構な広さに天井の高さが相まって、開放感に溢れたとてもまったりと落ち着く空間です。珈琲(400円)を頂き暫くの間、酒場浴ならぬ喫茶浴に浸ります。BGMのFM放送がちょっと残念、出来れば軽音楽をボリューム抑え目で流して頂ければ更にまったり感が増すところです。思いたってマッチを所望すると快く渡してくれました。階段脇の看板とリンクするデザインは良い雰囲気、局番が3桁ということは4桁に変更になった1991年以前のものですね。小一時間程、のんびりと過ごさせて頂きお店をあとにしました。次回は「今朝」さんですき焼をと言いたいところですがそれは無理無理(笑)また地下の「いまあさ」さんにお邪魔させて頂きます。ご馳走さまでした。 

いまあさ」 食べログ