キングステーブル

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 地下鉄浅草駅徒歩30分程、分厚いカツサンドが有難い「キングステーブル」さん。子供は部活、奥さんは仕事と恒例のひとり愉しや休日散歩は大好きな街の一つ浅草散歩。浅草寺から言問通りを渡った裏浅草は情緒溢れる下町らしい良い雰囲気、ポカポカと暖かい陽気につられてずっと奥の方までぶらぶらと散策です。裏浅草のポツポツと明かりの灯る夜の雰囲気は風情たっぷりで堪りませんが、昼間のゆるくまったりとした空気感もこれまた何とも良いものです。昼飯は冷たいビールに蕎麦でも頂こうか、いやいや食堂で軽く摘まみながら・・そんな事ばかりを考えながら歩いていると真っ赤なファサードに「スペシャル ヒレカツサンド」と書かれた子供の頃に良く通ったお菓子屋さんのような佇まいのお店が目に留まりました。店先には雑誌に紹介された記事がペタペタと貼ってあり、小さなショーケースに5種類のサンドイッチ、店内はと覗いてみればそこは普通のご自宅のよう、販売されているのは店先のサンドイッチだけのようです。「男爵コロッケサンド(380円)、スペシャルエビフライサンド(750円)、ヒレカツサンド(500円)、ミックスサンド(550円)、メンチサンド(350円)」その5種類どれもが一目見ただけでとてもボリューミー、特にヒレカツサンドの厚みは半端では有りません。それが3つ入って500円とはこれまた有難い限り、お昼はこれに決まりです。コロッケ、エビフライ、ヒレカツの3種類入った「ミックスサンド(550円)」をお願いしながら、ふと横を見れば「昨日のサンドイッチ、2パック500円」との表記、ヒレカツサンドを2パック追加して格安でお土産もゲット、これで家庭は円満です(笑)散歩を続ければいつの間にやら浅草寺近く、隅田川でも眺めながらとも思いましたが、浅草寺をゆっくりと眺めながらもオツなもの、ビールもゲットして浅草寺真裏の木陰の下で頂くことにしました。表側の人混みとは打って変わってとても静かな裏側は時折心地良い風が抜け、まったりとして良い感じ、青空ビールの美味しい季節となりました。それにしても見れば見るほどボリューミーなサンドイッチ、コロッケは丸ごと1個、ブリッとした立派なエビフライ、厚み2㎝は有ろうかとのヒレカツとどれから頂こうかとビールを呑みながら暫く思案、この順番は結構重要です(笑)悩みに悩んだ結果、柔らかいコロッケから始めて、次にエビの旨味を味わって、段々と気持ちを昂ぶらせ最後にガブっとヒレカツにかぶり付くと言ったストーリーとなりました。男爵芋を使用したコロッケは自然の甘みと旨味十分、良いスタートとなりました。耳を落としてトーストされたパンは手間が掛かりますが、時間が経ってもパサつくことなく頂けるのが良いですね。次に頂いたエビフライがこれまた秀逸、見た目通りのブリッと感が感じられかなりの美味しさ、ビールとの相性も抜群です(笑)そして最後は肉厚のヒレカツサンド、カラシを付けて思いきってガブっと行けば、厚みなんか関係無しと言った柔らかさ、肉の旨味もたっぷりと感じられ最高です。キャベツなど余計な物を挟んで無いのも良いのでしょう。出来ればこのロースカツバージョンが有れば嬉しいところです。調べてみれば創業1914年(大正3年)の肉の卸問屋「肉の大沢」さんが宝塚の楽屋に差入れをするにあたり何処にも負けない物をと作ったのが始まりだそう、歴史と思いに裏打ちされたサンドイッチなのですね。ご馳走さまでした。

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