どての品川


名古屋、堀田駅から徒歩10分程創業昭和34年の「どての品川」さん。寂れきった商店街にポツンとそのお店は存在しています。店名にある " どて " とはモツや牛スジを赤味噌で煮込んだ名古屋ならではの名物です。味噌カツもこのどて鍋に串カツを入れて食べたのが始まりという説も有るとのこと。ここ「どての品川」さんはどてと味噌串カツを頂ける名店との噂を耳にしお邪魔した次第、その佇まいは昭和の匂いがプンプンする昭和好きの私にはたまらない雰囲気です。店内にはテーブル席や座敷も有りますが、折角ですからカウンターで頂くことにしました。まずは瓶ビールを、目の前には焼き台、その前にはグツグツ煮えている大きな鍋が2つ、その向こうには揚げた串カツをほおり込む器、いやぁ〜この雰囲気たまりませんねぇ〜。お店の方に伺うと手前が " どて " で隣は醤油味、東京では所謂 " タレ "ですね。 カウンターでは自分の好きな物を直接鍋から取って頂くシステムです。"どて "は名古屋独特の八丁味噌がベースになっている為にまっ茶色で何の串が入っているのかが私には全くわかりません(笑)もう適当に頂くことにします(笑)シロにレバー、おっとコンニャクも有りますね。いやぁ〜美味しいですねぇ〜。串カツは好きな味付けで頂きます。ズボッと味噌の鍋に突っ込めば味噌串カツの出来あがりです。「おばちゃん!味噌串160本包んで!」(ひえぇ〜160本ですか…ビックリです) フラッとカウンターに立ち寄ってものの2、3分で10本程を頬張って帰って行く常連さんもいらっしゃいます。名古屋でもこのお店ならではの光景でしょうね。最後お会計は串の数で計算します。何を食べても1本80円、最高ですね!!いやぁ〜今日は楽しませて頂きました。また是非お邪魔したいと思います。ご馳走さまでした。