京成曳舟駅徒歩２分程、喫茶店の「珈琲 ジロー」。吞んでばかりも如何なものかと、最近始めた喫茶店巡り、本日は曳舟界隈を散策です。時刻は１１時頃、喫茶店で昼食でもと界隈をウロウロ、表通りには大きなスーパーやファミレスなどが立ち並びこ綺麗な街ですが、少し中へと入り込めば昭和の匂い漂う雰囲気がまだまだ残る魅力的な街ですね。車の行き交う商店街の一角にTHE・喫茶店という外観のお店を発見、外から様子を伺えば看板には豊富な食事メニュー、これはちょうど良いお店と思いお邪魔した次第です。店内はダークな木が基調、白熱球の柔かい灯りが相まって、ホッと落ち着きます。ボリュームを控えたBGMも良いですね。正面奥に厨房、真ん中に通路を取り左右の壁際に４人掛けテーブルが７卓程配置された奥に長い作り、一番奥のテーブルで男性がお１人新聞を読みながら煙草をプカプカ、そのお方が振り向きながら「いらっしゃいませ。」と、どうやらこの方がご主人のようです。私が座ったテーブルは何と昔懐かしいゲーム機のテーブル、昭和好きの私には堪りません。店内拝見すればもう一台ゲーム機を発見、この雰囲気だけで昭和喫茶の仲間入りですね(笑)何を頂こうかとメニューを拝見、スパゲティにハンバーグ、生姜焼きにホットケーキ、そしてポークピカタまでバリエーション豊富、お値段もコーヒー付で６００円〜８００円程と十分納得価格です。「玄米ご飯も有ります」との表示を見ると、食事メニューへのこだわりを感じます。迷った末にハンバーグサンドセット(６００円)をお願いしました。ご主人自ら厨房へ、１１時という早い時間だからでしょうか、お店はご主人がお一人で切り盛りされているようです。「お待ちどうさまです。」と運ばれて来たそれは、手作り感溢れる厚みの有るジューシーなハンバーグサンド、嬉しいことに小さなサラダも添えてあります。キャベツ、トマト、きゅうりにマカロニ、そしてリンゴまでが盛られたミニサラダを拝見しただけで、作り手のこだわりが感じられます。メインのハンバーグサンドがこれまたとても良い感じ、美味しいサンドです。ボリューミーなハンバーグサンドでお腹はパンパン、昭和風情を感じながら食後にゆっくりコーヒーで寛いで６００円とは何とも有難い次第、喫茶食事の醍醐味ですね。本日もとても良い出会いとなりました。ご馳走さまでした。
