ナポリ夢の街




JR田町駅三田口徒歩3分程、ロメスパ系?の新興店「ナポリ夢の街」。最近、起こりつつあるロメスパブーム。様々な新しいお店が出来つつある中、昨年の12月にオープンした「ナポリ夢の街」にお邪魔して来ました。三田口を降りて第一京浜を渡ると飲食店犇く賑やかな小径、たくさんの誘惑を振り切りながら「ナポリ夢の街」へと向かいました(笑)「ナポリ夢の街  昔懐かしナポリタン」との看板、これはまさしくロメスパ系、期待に胸が膨らみます。ここで「ロメスパ」とは何ぞやをおさらいしましょう。「もともとは立ち食い蕎麦屋さんや屋台のラーメン屋さんの事を『ロメン(路傍の麺屋)』と呼んでいた事から転じて、“ロメンのスパゲッティ版”として誕生した言葉と言われています。その定義として1,茹で置きの麺 2,麺は太麺が基本 3,シッカリと炒める 等々を提唱する方々もいらっしゃいます。」券売機で「ナポリタン ( 600円 ) 」と、手が滑って「生ビール ( 350円 )」を購入(笑)店内へお邪魔です。左手に厨房を構えその前に4席のカウンター席と右の壁際に7席程、結構ゆったりと配置してあり落ち着いた雰囲気のお店です。カウンター席に腰掛け食券を渡すと「サイズはどうしますか?」 とスタッフのお兄さん、L-300g、LL-400g、LLL-500g から好きなサイズが選べるそう、「スパゲティのパンチョ」と同じシステムは嬉しい限りです。もちろんLLL をお願いしました。店内は先客無し、厨房が目の前と言う事はあの「ジャージャー チリチリ」と炒める音が丸聞こえか?と美味しい生ビールを頂き、ワクワクしながら待っていました。すると、茹で置きの麺を取り出したと思ったら、何やら湯通ししている様、次にその麺を大きなボールに入れてソースと絡めている雰囲気、スチールのお皿に盛り付けて「お待ちどうさまです!」( あらら・・)  しかも麺は細麺ときたら、これはスパゲティでは無くて明らかにパスタですね。具には赤いウインナーを使用して「昔懐かしいナポリタン」の雰囲気を出そうとはしていますが、何かチグハグな感じがしてなりません。他店との差別化を狙っての事とは思いますが、「昔懐かしナポリタン」を声高らかに謳うので有れば、真っ向勝負を挑み王道を行くべきではないでしょうか。500gのお陰でお腹はパンパンとなりました。ご馳走さまでした。

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