東京メトロ半蔵門線水天宮駅徒歩2分程、メニュー豊富な街の蕎麦屋さん「長寿庵水天宮店」。仕事が終わりたまには真っ直ぐ帰ろうと心に誓うも何故か足は逆方向(笑)「やっぱり蕎麦でも頂いて帰るかな。」と誓いをあっさりと破って向かうのは前々から伺いたいと思っていた蕎麦屋のひとつ、水天宮の「長寿庵」さん、車行き交う大通りから一本入ればとても静かな水天宮界隈、その一角に立派な看板を掲げた風格漂う姿はまさに老舗の蕎麦屋さん、店内もさぞかし渋い空間と期待に胸が膨らみます。渋い引戸をガラガラと引けば期待もガラガラと崩れ落ち(笑)そこは何と8畳にも満たないであろう狭〜い空間、大小合わせて3卓のテーブルが所狭しと並んでいます (^^;; 「いらっしゃいませ!」と迎えてくれたのはお母さん、そして厨房にはお父さんと営まれているのはご夫婦お二人のよう、先客は無く「お酒(400円) をぬる目の燗で!」とお願いしてメニューと睨めっこ、すると今度は魅力的なメニューの数々に驚き桃の木山椒の木(笑)挙げ句の果てには卓上に無料のウズラの卵まで、なんともはや驚き連続の蕎麦屋さん、そのメニューを一部紹介すると「カツカレーそば、熱ソーメン、熱やさいそば 、味噌煮込みうどん、煮込みきしめん、揚げ餅うどん 、もやしそば 」等々、カツカレーそばなんて想像するだけでヨダレジュルジュルもの、何はともあれひとりかんぱい!して一息つかせて頂きます(笑)無料のお通しは玉子焼き、甘過ぎず良い塩梅の味付けは日本酒とも相性抜群、アテをと思いましたがこれでも十分、お蕎麦はお約束の「おかめそば(750円)」をオーダーです。「お待ちどうさまです。」と供されたそれは、深さタップリの器に並々と盛られてボリュームたっぷりも残念ながらおかめ顔にはなっていません。蕎麦はどうやら茶そばのよう、具はナルト、蒲鉾2種、お麩が各2個ずつに玉子焼き、椎茸、栗と盛り沢山!かけそば(550円)との差額200円でこの具のボリュームは素晴らしいの一言!この具の多さにちょこちょこっと並べ替えれば立派な顔の完成です (^^) 出汁は柔らかく優しく美味しい出汁、蕎麦も具も申し分有りません。完食すればお腹はパンパン、大満足の蕎麦詣でとなりました。次回はお腹を空かせてカツカレーそばと行きたいところです。ご馳走さまでした。