来福亭

f:id:rikueri:20130421061623j:plain

f:id:rikueri:20130421061622j:plain

f:id:rikueri:20130421061620j:plain

f:id:rikueri:20130421061618j:plain

f:id:rikueri:20130421061617j:plain

f:id:rikueri:20130421061558j:plain

f:id:rikueri:20130421061554j:plain

f:id:rikueri:20130421061602j:plain

f:id:rikueri:20130421061601j:plain

f:id:rikueri:20130421061600j:plain

f:id:rikueri:20130421061550j:plain

f:id:rikueri:20130421061549j:plain

f:id:rikueri:20130421061543j:plain

f:id:rikueri:20130421061559j:plain

f:id:rikueri:20130421061544j:plain

f:id:rikueri:20130421061551j:plain

f:id:rikueri:20130421061548j:plain

f:id:rikueri:20130421061545j:plain

f:id:rikueri:20130421061607j:plain

f:id:rikueri:20130421061608j:plain

f:id:rikueri:20130421061611j:plain

f:id:rikueri:20130421061612j:plain

f:id:rikueri:20130421061610j:plain

f:id:rikueri:20130421061613j:plain

f:id:rikueri:20130421061605j:plain

f:id:rikueri:20130421061553j:plain

f:id:rikueri:20130421061621j:plain

 地下鉄人形町駅徒歩1分程、創業1904年(明治37年)、今年109歳になる西洋料理店「来福亭」。久し振りに人形町の街をブラブラと散策すれば、その昭和風情漂う街の魅力を改めて感じた次第、「藪蕎麦でおかめ」か「小春軒でかつ丼」いやいや「そよいちでビーフカツレツ」も魅力的、などとニヤニヤしながら歩いていた時に目に留まった1軒の昭和な建物、場所は鳥料理で有名な「玉ひで」さんのすぐお隣、その上には「西洋料理 来福亭」とドーンと描かれており、磨りガラスの木製の引戸、洗い込まれて年季の入った真っ白い木綿の暖簾、など何とも良い雰囲気です。「そう言えばここは未訪だったな。」と思った瞬間に引戸に手を掛けていました(笑)「いらっしゃいませ!」と大女将さんが迎えてくれました。1階はテーブル2卓のみと、こじんまりとしていますがその雰囲気はホームラン級、年月を経て角が丸みを帯びている木製のテーブル、木綿のカバーの掛けられたスツール、磨き込まれて鈍く光る窓枠や扉の古木、その雰囲気はまさしく昭和初期の西洋料理店、ここで思わず深呼吸です。1階奥が厨房のようですが、壁が立っており中の様子は窺い知ることは出来ません。オーダーは引戸に手を掛けた時から思い描いていたもの「瓶ビール(中瓶600円)とオムライス(700円)をお願いします!」とオーダーです。先におしぼりと瓶ビール、「オムライスが欲しくなったら言って下さいね。」と大女将、その心遣いが堪りません。竹で作られら受皿に乗せられたおしぼりもこれまた昭和好きオヤジを泣かせます。麒麟ラガーの苦味がこの雰囲気にジャストミート、暫くは建物をアテにビールを愉しみます(笑)「そろそろオムライスを!」とお願いすれば、奥の厨房からジャージャーと中身のライスを炒める音が続いたかと思えば、次にカッカッカと卵を溶いてジャ〜 とフライパンに流し込む音、私の口の中は既に唾液の大洪水、この音だけでビールが進む君ですね(笑)「お待ちどうさまです。」と共されたそれはちょこんとグリンピースが2個乗せられて一手間掛けたケチャップソースが掛けられた西洋料理店らしい逸品、具は豚肉とタマネギのよう比較的薄味のポークライスにソースが絡んで丁度良い塩梅、若干少なめの量もあり、あっという間に完食です。良いタイミングで熱いお茶の登場、これまた良い濃さの日本茶に「ふっ〜」と食後のリラックスタイム、最初から最後まで大満足の時間を過ごすことが出来ました。ご馳走さまでした。

来福亭」 食べログ