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新興軒

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 東急池上線、荏原中延駅徒歩5,6分、昭和風情漂う中華料理店「新興軒」。休日出勤を早めに切上げてのとある昼下がり、折角の機会ゆえ何処かで軽く頂こうかと、すぐに考えてしまう自堕落な私です(笑)「新興軒」さんは前々から伺いたいと思っていたお店のひとつ、五反田から蒲田間の住宅街を貫く池上線にゆられてお邪魔した次第です。荏原中延駅は1927年(昭和2年)開業の歴史ある駅ですが1989年(平成元年)に地下化され、昔の面影は全く残っていない近代的な駅舎となっています。しかしながら駅を一歩出れば、すぐに南北に延びる昔ながらの商店街、北側に伸びるのが「サンモールえばら商店街」、南側に伸びるアーケード通りが「なかのぶスキップロード」とそのどちらもが個人商店が軒を連ねて良い雰囲気、当然ブラブラと散策です。この一帯を走る東急池上線、目黒線、大井町線多摩川線、等々は路線距離も比較的短い地域密着型の電車、それゆえに荏原中延駅のように駅を中心にして商店街が形成されている街が多く、昭和好きの心を擽ります。しかしながら最近は更なる発展を目指して改良工事が行われつつ有り、駅ビルが建設されたりと便利になる反面、昔ながらの商店街が追いやられるのを見るにつけ複雑な心境になる今日この頃です。北側に延びる商店街を5,6分も歩けば見えて来る「中華料理 新興軒」との真っ赤な看板、食品サンプルケースと入口の扉一枚のお店の間口は3m弱といったところでしょうか、良い感じに灼けて年をとった食品サンプル、全く中の様子が窺い知れない閉ざされた入口の扉、唯一営業していると認識出来るのはサンプルケースの中の「営業中」との木札のみです。その木札を見てさえも「本当に営業しているのだろうか?」と思わせる、全く人の気配が感じられないその雰囲気は独特の魅力を放っています。入口のドアは驚いたことに自動ドア、扉の前に恐るおそる立てば、ガーと開いて店内の寂れた風景が一気に目の前に広がります。先客は無く、奥のカウンターにお母さんがお一人でちょこんと座っています。ゆっくりと立ながらお水を汲もうとするので「瓶ビール(中瓶450円) を下さい。」とお願いしました。奥に細長い店内は右手壁際に8席、左手壁際に3席のカウンター席を構え、フロアにはテーブル5卓と全部で30席程の結構な広さですが、右手壁際のカウンター席はテーブルを寄せて有るがゆえに全く機能していません(笑)「はい、どうぞ!」と運ばれて来たビールは有難いことに麒麟ラガー、グッと一杯呑み干して、ふっーと一息、いつもながらこの瞬間が堪りません。シーンと静まりかえった店内に何だか違和感を感じるなと思えば、厨房が全く見当たりません。良くよく見ればお母さんの後ろには料理を運ぶエレベーター、どうも厨房は2階にあるよう、まるで中華街にある大箱の料理店のようです(笑)壁に掛けられたメニューを拝見すればラーメン300円、タンメン380円、ヤキメシ450円等々とても優しいお値段に思わず顔はニンマリ、ツマミにも良いだろうとソースヤキソバ(400円)をお願いしました。お母さんが紙に鉛筆でオーダーを書いてエレベーターに放り込んで5,6分程、扉が開けばそこには私のソースヤキソバ、何だか少し味気ない感じ、出来れば姿見えずとも鍋を振る音が聞きたいところです。ソースべっちょり系の屋台風ヤキソバは、もやし、キャベツにタマネギ、ニンジン、豚肉 と具沢山でボリューム感有って嬉しい限り、味は少し酢が入っているのか、酸っぱさが感じられるのがちょっと残念ですが、ビールのアテには良い選択となりました。〆て850円は懐寂しい呑ん兵衛おやじには有難い限り、次回はヤキメシで一杯愉しみたいと思います。ご馳走さまでした。

新興軒」 食べログ