団らん

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JR高円寺駅徒歩3,4分、75才の元気な店主が頑張る定食・酒処「団らん」。「定食ヤシロ」さんで愉しませて頂いた後はほろ酔い加減でぶらり高円寺を再開です。路地裏や高架下など時間の許す限りくまなく散策、個人商店が元気に営まれている高円寺の魅力を改めて感じさせられました。そんなこんなで時刻は17時近く、そろそろ何処かでと思ったその時に頭に浮かんだのが「団らん」さんでした。以前激安中華の「味楽」さんにお邪魔した際その並びに有ったのが「団らん」、そのうらぶれた外観は昭和好きの私にとっては何とも魅力的でしたが、こじんまりとして常連率が高いで有ろう、そのハードルの高さに断念した次第、この日は意を決して突入です(笑)中央線の高架下脇の細い道添いに佇む「団らん」さんは三角形の狭い土地の先に位置するが故に店内の狭さは容易に想像出来ます。薄汚れた建物と色褪せたブルーのファサード、「お食事処」と白で抜かれた藍色の暖簾、「定食、酒処、団らん」との赤提灯、このうらぶれ感にそそられます。この雰囲気にして置き看板に「女性の方 お気軽にどうぞ」と書いている店主には興味津々(笑)店頭に貼ってあるメニューを見れば驚きのお値段「とろろ定食(さば塩、生玉子付き450円)、マーボー豆腐定食(400円)、焼肉定食(400円) etc」これでは逆に不安に駆られます。意を決してアルミの引戸をカラカラと引けばカウンター7席のみのとても狭い店内、灯りも着けずにご主人がお一人でカウンター席に座って開店準備をされているよう、背中越しの私には全く気付きません。「あのう〜 まだでしょうか?」「・・・」「あのう〜・・」「えっ、あ〜、なんだ ビックリした!どうぞどうぞ!今日は病院に行ってたから遅くなっちゃって(笑)」なんかとても愛想の良いご主人、一気に気が楽になりました。「お酒(300円)をお願いします。」「常温で良いの?」「ええ〜 常温で!」ごく普通のコップに注いでくれ出してくれました。木製の椅子には可愛い座布団、カウンター内の手書きのメニュー、そして何と言ってもこじんまりとしたお店全体の雰囲気が落ち着いて良い感じです。小腹が空いていたので「とろろ定食(450円)」をご飯少なめでお願いしました。「はい、どうぞ!」と渡されたお盆を見てびっくり、たっぷりのとろろに生玉子、サバ塩に冷奴、しば漬けにこれまたたっぷりの味噌汁とボリューム満点、これで450円とは驚きの一言、入店前の不安は一気に吹き飛びます。さっぱりとした冷奴と脂ののったサバ塩をアテにお酒を愉しみながらご主人と少し話をする事が出来ました。現在75歳でお店を始めて28年経つそうです。「そのメガネ格好良いですね!」かなり今時のメガネです。「実は伊達メガネなんだよ、顔が酷くてさ(笑)」本当に気さくなご主人 「もうこの歳だから、やったって後1年位だよ、ハッハッハ!」そろそろご飯を頂こうとお水をお願いすれば「ん、水で良いの?呑めるならご馳走するから呑みなよ!」「いやぁ〜申し訳無いですよ。」「良いんだよ、今日は暇みたいだから(笑)」「ではお言葉に甘えて、有難うございます。」と2杯目を吞み始めた途端にガラガラとご常連4名様の登場(笑)愉しい話に花が咲き、店内とても温かい雰囲気、ほっこりまったりの良い雰囲気が続きます。有難く2杯目を呑み干していよいよ〆のとろろ飯、玉子を溶いてとろろと混ぜて一気にご飯に掛け流します。それをズズズッ〜と口に掛け込めばその美味しさに思わず顔はニンマリです。「いやぁ〜 本当にご馳走さまでした。有難うございました!」「良かったらまた来てよ!」次回はお礼の手土産持参でゆっくりお邪魔したいと思います。ご馳走さまでした。

団らん」食べログ