金町餃子




JR金町駅徒歩1分、手作り餃子がご自慢の中華料理店「金町餃子」さん。「ときわ食堂」さんで朝ビールを堪能後、パンパンのお腹を落ち着かせようと金町の街をブラブラ散策、一部駅前は再開発が進みつつ有りますがまだまだ昭和風情漂う昔ながらの飲食店や商店が多く残っており、昭和好きの私にとってはとても魅力溢れる街の一つです。折角の金町詣で、少しこなれて来たお腹に今度は何を詰め込もうかとあれこれ思案、以前から気になっていた「金町餃子」さんにお邪魔した次第です。その店名から餃子専門店かと思いきや中華そばも扱う街の中華屋さんのよう、しかしながら店頭の置き看板に「餃子で1杯、皮にもこだわり、中国家庭餃子、水餃子・焼餃子290円」と書いてあるところを見ると、餃子の味と価格にはとても自信があるようです。真っ赤なハザードに白で抜かれた「金町餃子」のフォントが何とも愛らしく優しい印象、これだけでも何だか親しみが湧きます。入口脇の券売機でビール(中瓶480円) と焼餃子(290円)を購入、店内は正面奥に厨房を構え、カウンター席が全部で10席、中央に五角形のテーブル1卓と壁際に2人用のテーブルが2卓といった中箱店、営まれているのは本場中国出身の女性が2名のよう、これは期待が出来そうです。ビールには小皿にタップリのもやしがサービスとは嬉しい限り、これで餃子が出来るまで十分愉しめます。それにしてもふと目に止まったカウンターの椅子がヒョウ柄のビニール製とは思わず吹き出しそうになってしまいました。辿々しい日本語で「お待ちどうさま!」と運ばれてきた焼餃子はコロンとした小さめで小太りの餃子が5個、良い焼き色をしています。先ずは何も付けずに頂くと、中からピューと汁が飛び出てくるジューシーな焼餃子、もちろん味も申し分有りません。ビールと美味しい餃子は相性が抜群!勢い付いてご自慢の水餃子もオーダー、これまたモッチリとした皮と餡の相性が素晴らしい逸品、これが290円とはまさに金町価格、嬉しすぎますね。お陰様でお腹は破裂寸前、大満足の「金町餃子」さんとなりました。ご馳走さまでした。

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