ハンブルク




JR新橋駅徒歩2分程、昭和風情たっぷりの新橋駅前ビル1号館の地下1階、コーヒーと食事の店「ハンブルグ」さん。新橋駅近くで昼食をとあれこれ思案、「あのビルに行けば何か有りそうだな。」と目指したのが駅前に聳え立つ呑ん兵衛の殿堂、新橋駅前ビル、とても東京の中心地、新橋の駅前とは思えない場末感漂う雰囲気は昼に訪ねると夜にも増して良い感じです(笑)地下1階でふと目に留まったのが「ハンブルグ」さん、こちらのビルには夜、何度となく通わせて頂いていますが今まで全く気が付かなかったお店、出店したばかりなのかとも思いましたが、どう見ても十年以上は営業されている雰囲気です(笑)入口は扉一枚の狭さ、店頭に掛けられているメニューを拝見すると昼はランチ夜は呑めるよう、そこはかとなくうらぶれた雰囲気に魅かれて思わず入店した次第です。店内は奥に行くにつれて広くなるタコ壷のような地型、左手オープン厨房前に8席程とテーブル4卓のこじんまりした広さ、ご兄弟?と思われる中年の男性お二人で営まれているようです。テーブルにはステーキでも食べるのかと思うような木製の柄の立派なナイフとフォークが予め並べられていてちょっと驚きです。サービスランチの「ハンバーグナポリタン サラダ付き(780円)」をお願いしました。オーダーと同時にちょっと強面のご主人が手際良くナポリタンを炒め始め、サラダの盛ってあるお皿に盛り付けたかと思えば鍋からハンバーグを取り出して脇に乗せて「お待ちどうさま!」ものの5分程で到着です。ハンバーグは煮込み系のハンバーグのよう、時間の無い身にとって早く共されるのは有難い限りです。それにしても普通盛りにしてはとてもボリューミー、茹で置きの中太麺でケチャップタップリ、もう少し炒めが強いと申し分無いのですがロメスパ感漂い十分な美味しさ、ハンバーグは煮込みだけにジューシーとはいきませんが肉肉しくて可もなく不可もなしと言ったところ、サラダは荒い盛り付けですが、レタス、トマト、千切りキャベツ にキュウリと4種の野菜とは有難い限りです。強面のご主人ですが、コップの水が無くなったかと思えばサッとついでくれる細かい気配りがとても良い感じ、満足度十分の昼食となりました。ご馳走さまでした。

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