千代田線綾瀬駅徒歩2分程、呑み食べにとても便利な「ときわ食堂」さん。ある日の休日、前夜の深酒が祟ってか昼頃に目を覚ませば、子供は部活に女房は仕事と、家の中はしーんと静まり返ってもぬけの殻（笑）これ幸いとニコニコしながらお出掛け仕度、軽く食べて呑める食堂をと頭に浮かんだのが予てから伺いたいと思っていた綾瀬の「ときわ食堂」さん、念願叶ってのお邪魔となりました。綾瀬にはもつ焼きの「大松」さんや「加賀廣」さん等、魅力的なお店が多々有りますが実は初訪とお恥ずかしい限り、これを機に伺わねばと反省しきりです。駅からほんの2分程、建物は比較的新しく小綺麗なビルの1階、「御食事処・御酒処 ときわ」との置き看板が呑ん兵衛の心を擽ります。店内は奥に厨房を構え、左手には3卓の小上がり、右手はテーブル3卓のこじんまりとして清潔感溢れる小綺麗な雰囲気、営まれているのは比較的お若いご主人お一人のようです。先客は1組、良い感じにお酒を愉しまれています。先ずは瓶ビール(大瓶520円)をお願いしてメニューと睨めっこ、定食から一品物まで壁一面に沢山の短冊、メニューの豊富さに増して嬉しいのは懐優しいお値段、煮込み(200円)とハムエッグ(260円)をお願いしました。煮込みはもつ、大根、ごぼうにこんにゃくが入り白味噌仕立てでサッパリ系、量も独り呑みには丁度良い塩梅、ハムエッグはハム2枚に目玉2ヶ、キャベツの千切りとケチャスパが添えられてお得感満載、焼き加減がこれまた絶妙でトロッとした黄身にビールが進みます。ここで酎ハイ(310円)にチェンジ、まぐろの皮焼、こんぶ煮、キンピラごぼう、きりぼし大根煮、さつま揚げ(ALL200円)と魅力的な当ての数々に迷いましたが自家製との短冊に魅かれて、さつま揚げ(200円)を追加、これが本日のNO1！手作り感満載の崩れた楕円形のさつま揚げが2ヶ、大根おろしとの擦り下ろしたての風味豊かな生姜が添えられて、もちろん揚げたての熱々、具は「たら・ごぼう・にんじん」とのこと、こんなに美味しいさつま揚げは久し振り思わず顔はニンマリです（笑）ときわ食堂さんは暖簾分けで都内に結構な店舗が有りますが、どちらに伺っても満足度の高さは水準以上、本当に懐の深さに脱帽です。ご馳走さまでした。
