ダ•カーポ













五反田駅徒歩6〜7分程、Used LP•CDと輸入雑貨そしてたい焼きのお店「ダ•カーポ」さん。本日は会社の先輩から「面白くて変なたい焼き屋さんが五反田に有るぞ!」との情報を頂きお邪魔した次第、五反田駅東口から品川方面に歩くこと6〜7分、拝見したところ何やらとても不思議なお店のようです。メインの看板には大きく「Used LP•CD  輸入雑貨」と書かれていますが、その下にはちょこんと「たい焼き」との看板が下がり、右側には「たい焼き ダ•カーポ」との大きな幟が架けられています。教えて頂いたお店には間違いないようですが、少し不安がよぎります。とにかく店内に入ってみようとジャバラ式のドアをガラガラと引きました。  店内は6〜8畳程の広さ、確かに輸入雑貨やCDなどが置かれていますが、とても雑然としており、手作り感満載のお店です。左手のカウンターの中に奥さんがひとり、どうもそこでたい焼きをオーダーするよう、すぐ横の壁に「お品書き  たい焼き150円、鯛玉170円、鯛うどん250円」とのメニューが貼られています。内容書きも添えられており「たい焼きは十勝産小豆100% 、鯛玉は玉子、ベーコン、水菜の入った塩コショウ味、鯛うどんはスパイシーカレー鯛焼き、うどんは入っていません。」との表示、これが噂の変わったたい焼きですね。昼食替りにと思いましたが、さすがに三個はきついゆえ、迷いに迷って普通のたい焼きと鯛うどんをお願いしました。「これから焼くので12〜13分待っててね。」とのお言葉、店内をゆっくり拝見させて頂きました。「少し写真を撮らせて頂いて宜しいですか?」「ええ、全然構わないわよ!」との有り難いお言葉、(おっ〜ジュリーだぁ、エルビスにビートルズかぁ) 等とパシャパシャ遠慮無く撮らせて頂いていると、奥さんがカウンターから出て来て「どうせ撮るんだったら、このアクセサリーも撮ってちょうだい!うちの自慢のアンティークで知っている人ならビックリするぐらいの安さなのよ、ねっ、綺麗でしょう。ついでにこの棚もね、知ってる?このマーク、ブガッティよ。これを売って欲しいと言う人が時々来るぐらい貴重なケースなのよ」「いやぁ〜 本当に綺麗ですねぇ。何かとても面白いお店ですね(笑)」「さぁ焼けた焼けた、どうします?持ち帰り、それとも…」「えっ、店内で食べて良いんですか?」「当たり前じゃない、たい焼き屋だもの、ゆっくり食べて行ってよ。」「では遠慮無く頂いて行きます。」「じゃまずは鯛うどんから出すわね。」冷めないように一つずつ出して頂けるとはとても優しい心遣い、「うちは始めてかしら?では必ず頭から食べてね。尻尾には秘密が有るから、これは必ず内緒よ!」鯛うどんの中身はとてもスパイシーで美味しいカレー、実は五反田で有名なカレーショップの「うどん」と言うお店のカレーとのこと、なるほどです。尻尾の秘密はもちろん内緒です(笑)餡子のたい焼きも申し分ない美味しさ、もちろんこちらも頭からがお約束です。「とても美味しかったです。ご馳走さまでした。」「有難うございます。良かったらまたいらしてね。」実はダカーポはイタリア語で頭(はじめ)からの意味、もしかしたらそれも掛け合わせているのでしょうか。とても面白いお店でした。ご馳走さまでした。