地下鉄浅草駅徒歩12,3分、昭和風情タップリの観音裏に佇むレストラン&喫茶「SKYLINE」さん。浅草は昭和好きの私が愛してやまない街の一つ、特に浅草寺裏の言問通りを渡った観音裏は観光客の方々も少なく、昭和風情豊かで魅力的な店舗が点在する浅草でも特に魅力溢れる一帯です。この辺りをプラプラする時がとても愉しく充実した時間、この夜も呑もうか、それとも食べようかとフラフラ散策、最近はスカイツリーや路地裏ブーム効果か、新しいお店もポツポツ散見されます。とある交差点の角に佇む一軒の昭和喫茶、その店名は「SKYLINE」。スカイライン?その名前だけで懐かしさが込上げます。もちろん頭の中には日産自動車のスカイライン、1957年(昭和32年)に生産開始、その後ハコスカ、ケンメリ等の愛称も誕生し、数々の伝説を創り上げた名車中の名車の名前です。その名を付けた喫茶店とは何とも魅力的、この名前を使って良いのかどうかはさて置いて、近付いて見れば「レストラン&喫茶」と言うだけあってフードメニューがとても充実した喫茶店、もちろん迷わず入店です。店内は昭和スナック風な造りが良い感じ、テーブルに敷かれているレース風のビニールクロスも堪りません(笑)メニューを拝見すればフライ物から炒め物、スパゲティからラーメンと、とても充実したフードメニューの数々、中瓶(550円) を頂き、普段の野菜不足を少しでも補おうと生野菜サラダ(850円)とハンバーグステーキ(ライス、味噌汁付き1100円) をお願いしました。お見かけしたところフロアは奥さん、厨房はご主人のお2人で営まれているよう、マッタリとした時間が流れています。「お待ちどうさまです。」と先ずは生野菜サラダ、レタスにきゅうり、トマト、アスパラ、ブロッコリーと、とてもボリュームタップリ家庭的な野菜サラダ、これだけでお腹いっぱいになりそうです(笑)既に遅しとは思いますが、食生活にも気を使わなければと思う今日この頃、意思の弱さも有ってか、中々そうは行かないのがダメダメですね。間も無く運ばれて来たハンバーグステーキがこれまたとてもボリューミィー、厚みの有るハンバーグにタップリのデミグラスソースが掛けられ半熟の目玉焼きがオン、付け合せはキャベツの千切り、トマトにブロッコリー、ポテトサラダと「この量はどうしよう」状態、お箸と味噌汁というのはとてもホッとします。デミグラスソースは濃厚でハンバーグも旨味タップリと申し分無い美味しさですがお腹は既に臨界点、生野菜サラダの意味が全く無くなりました。 「スカイライン」さん、恐らく地元の方々にとっては喫茶店と言うよりはレストランという意味合いが強いお店ではないでしょうか。ご馳走さまでした。
- ジャンル:洋食
- 住所: 台東区浅草3-31-7 福昇亭ビル 1F
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- (写真提供:グルメFPかつぴん)